前回の記事でWiiUのセーブデータのみをバックアップすることはできないと書きました。
数十MBしかないセーブデータをコピーするために、数GBのゲームデータまでコピーするのは時間と容量の無駄ですよね。
自作ソフトを使えばセーブデータを抽出してバックアップすることが可能です。
本体を改造している以上、絶対に故障しないとは断言できません。
大事なセーブデータはバックアップしておくといいでしょう。
セーブデータ管理ツール「Saviine」
セーブデータをバックアップ、リストアできるツール「Saviine」を準備します。
リンク先を下にスクロールして、ダウンロードリンクを開いてください。
最新バージョンのSavelineをダウンロードします。
展開すると「server」と「wiiu」のファイルが入っています。
「server」はPC側で使うフォルダ、「wiiu」はSDカードに配置してWiiU側で使うフォルダです。
セーブデータの抽出方法
まずはWiiUでの操作です。
HBLからSavelineを起動します。
ServerIPに自分のPCのIPアドレスを入力します。
Xボタンを押してホーム画面に戻ります。
PCでの操作に移ります。
「server」フォルダ内の「dump.bat」を実行します。
コマンドプロンプトが起動するので、WiiUでセーブデータを抽出するゲームを起動します。
Dump requestというウィンドウが開くので、全てチェックを入れてOKを選択します。
セーブデータの抽出が始まるので、終わるまで待ちましょう。
セーブデータの保存場所
セーブデータは server/saviine_root/dump に保存されます。
「saviine_root」以下のフォルダは初回起動時に自動で作成されます。
スマブラforWiiUのセーブデータの場合は「00050000-10110E00」というフォルダが作成されているはずです。
「00050000-10179A00」という空フォルダも何故か作成されましたが、Haxchiが脳トレを書き換えて起動している影響のようです。
不要なので消してしまって構いません。
以上でセーブデータのバックアップは終了です。
お疲れ様でした。
セーブデータのリストアは「inject.bat」を使って行います。
時間があれば別途解説します。