Nicehash Minerを使って仮想通貨を効率良くマイニングする方法

ゲーミングPCを持っている人、マイニングしてみませんか？
GTX1080でマイニングしたら1日300円ぐらい稼げました。

今からマイニングのためにグラボを買ってくるのはあまり賢い選択ではありません。
イニシャルコストを回収するのに何年かかるかわからないので。

ただ、既に高性能のグラボを持っているならお小遣い稼ぎになりますよ。

NiceHash Minerというツールを使えば詳しい知識がなくても仮想通貨をマイニングできます。

1 NiceHash Minerとは
2 どれぐらい稼げるのか
3 ビットコインのウォレットを作成する
4 NiceHash Minerの使い方
5 まとめ

NiceHash Minerとは

NiceHash Minerとは計算能力を貸し出すことで、報酬としてBTCを受け取るツールです。

要するに、アルトコインが欲しい人の代理でマイニングしてあげて、それを渡す代わりにBTCを受け取る。
知名度の低い仮想通貨を掘ってBTCに両替してると考えてもらえれば結構です。

ビットコインは有名すぎて個人で採掘するのは難しいのだ。
他にマイニングする人が多い通貨は採掘効率が悪いからね…

どれぐらい稼げるのか

2018年2月時点では、GTX1080で1日300円ほど稼げる計算でした。
ただし、電気代が4500円ほどかかるので考慮しなければいけません。

300×30－4500＝4500

1カ月で4,500円程度の利益になりますね。

ですが、3月に入って1日160円ほどしか稼げなくなりました。
仮想通貨の価格変動やマイナーの増加などの影響でしょう。

僕の環境では3月は2,200円ほどしか稼げなさそうです。

自分の環境でどれぐらいの利益が出るのかは、Profitability calculatorを使うと計算できます。

日本は電気代が高くてマイニングに向いてないんだよね…
一番電気代が安い国はベネズエラらしいですよ。

ビットコインのウォレットを作成する

NiceHash Minerは発掘効率の良い仮想通貨を自動で切り替えてマイニングします。
それに対する報酬がBTCで支払われるわけですが、仮想通貨とはどうやって保管するのでしょうか？

仮想通貨には実体がありませんから、タンス貯金なんてことはできません。
ビットコイン用のウォレット（財布）を作成しましょう。

ウォレットにはコールドウォレットとホットウォレットの2種類がありますが、詳細は割愛します。
bitFlyerやZaifなどの口座を開設するといいでしょう。
Coincheckはダメです。

Coincheckは5.2億XEMをホットウォレットで保管、かつマルチシグ未対応で不正出金された取引所だ。
セキュリティ意識が甘すぎて信用できないよ。

NiceHash Minerの使い方

ダウンロード＆インストール

公式サイトにアクセスする
NVIDIAのGPUなら左、AMDのGPUなら右をダウンロードする
「nhm2_SETUP_2.0.○.○○.exe」を実行する
規約に同意して「I Agree」をクリックする
下を選択して「Install」をクリックする
※PC上の他のユーザーでも使う場合は上を選択

ベンチマークテスト

NiceHash Minerでマイニングを始める前に、GPUのベンチマークテストが必要になります。

「HARDWARE DETAILS」をクリックする
使用するGPUが緑になっていることを確認する
CPUはマイニングに適さないため使用しない方が無難
「BENCHMARK ALL」をクリックする
ベンチマークの精度を選択する
右にいくほど正確になるが時間がかかる
ベンチマークが終了するまで待つ

ウォレットの設定

BTCを受け取るためのウォレットを設定しましょう。
この設定を間違えると、BTCが虚空へと消えていくことになります。

まあ、間違ってたらエラーが出るとは思いますけどね。

「WALLET」をクリックする
自分のビットコインウォレットのアドレスを入力する

マイニングの開始とBTCの受け取り

ベンチマークテストとウォレットの設定が終わったら、マイニングを開始しましょう。
「START」をクリックするとBTCが少しずつ増え始めます。マイニング中は1日でどれぐらいBTCが手に入るかの目安が表示されます。
下の緑の欄は保有しているBTCの量です。
一定額を超えると設定したウォレットに振り込まれます。