Windowsのエクスプローラにはタブ機能がありません。
なので、3つのフォルダを開くとするとこうなってしまいます。
↑Windows標準のエクスプローラ
ゴチャゴチャしていてフォルダ間のデータ移動も一苦労ですよね。
ブラウザにはIEですらタブ機能があるのに、どうしてエクスプローラにはないんでしょう?
フリーソフトのQTTabBarを利用して自分でタブ化してしまいましょう。
↑QTTabBarの導入イメージ
3つのフォルダがタブで表示されたことでウィンドウが1つにまとまりました。
フォルダの切り替えやフォルダ間のデータの移動も簡単です。
この状態に慣れるとWindows標準のエクスプローラなんて使い勝手悪すぎて使ってられません。
ブログを書いたり動画編集している人は作業時間をかなり削減できますよ。
やっべやらな!
QTTabBarの使い方
導入方法
ダウンロード
公式サイトよりQTTabBarをダウンロードする。
公式サイト:QTTabBar – QuizoApps
動作には.net Framework 4.0が必要だが、最近のPCにはプリインストールされている。
うまく動作しなかった場合に確認しよう。
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍してQTTabBar.exeを起動する。
アクションの選択でインストールになっていることを確認して続行。
アンインストールもここから行うので、インストール後も念のため残しておくといいだろう。
インストールが完了したらPCを再起動する。
これでQTTabBar.exeのインストールは完了だ。
他のソフトみたいにプログラムのアンインストールから消しちゃダメなの?
ダメではないよ。
ただ、プログラムのアンインストールではレジストリにゴミが残ってしまうことがあるんだ。
アンインストールする方法が用意されているなら、それを使った方がいいね。
設定
タブの表示
表示のオプションから「QT タブ バー」にチェックを入れるとタブ化される。
……はず、なのだが何故か僕の環境では「QT コマンド バー」にチェックを入れるとタブ化された。
「Kaspersky Protection Toolbar」より下の項目は問題なかったので、オプションにはQTTabBar以外の項目があるとバグってしまうのかもしれない。
名称と機能が入れ替わるだけのバグなので、発生した場合は片っ端から有効にしてみよう。
コマンドバーの表示
「QT コマンド バー」にチェックを入れると便利なアイコンが追加される。
しかし、僕の環境では「QT タブ バー」にチェックを入れると現れた。
QT タブ バー「もしかして私たち…」
QT コマンド バー「もしかして俺たち…」
「「入れ替わってる~!?!?!?」」
よく同時に使うフォルダ群のグループ化や、タブの複製、最前面で固定など役に立つものが多い。
アイコンを見れば大体の機能は予測できるようになっているが、わからない場合はマウスカーソルを合わせてみよう。
それぞれの機能が簡単に表示される。
ショートカットの設定
オプションからショートカットキーを設定可能だ。
よく使う操作は設定しておくといいかもしれない。
オプションはコマンドバーの歯車アイコンから開くことができる。
プレビューの設定
ファイルにカーソルを合わせることでプレビューを表示できる。
ファイルを開かずに動画や音声ファイルの確認ができるため非常に便利だ。
勝手にプレビューを表示してほしくない場合は、オプションから「Shiftキー押下で表示する」にチェックを入れるといいだろう。
アプリケーションランチャ
アプリケーションランチャにソフトを登録しておくと簡単に起動できるようになる。
アプリケーションランチャにはもっと便利なソフトもあるが、いくつものソフトをインストールするのは面倒だという人にはいいかもしれない。
オプションのアプリケーションランチャからよく使うソフトを登録しよう。
新規アイテムをクリックしてパスを入力すればOKだ。
最後に
QTTabBarをインストールしてから目的のファイルを探すのが格段に早くなりました。
こういったソフトがなくても困るわけではないですが、確実に作業時間を短縮できます。
僕は毎日PCを使って作業をしますから、1日5分短縮できたとして1年で1825分→約30時間!
塵も積もれば山となるですね。
仕事柄PCをバリバリ使うぜって人は、自分にとって最高の相棒になるようにPCをカスタマイズしてあげましょう。
単純に作業時間の短縮につながるだけでなく、モチベーションの維持にも期待できますよ。
QTTabBarって知ってるか?…やってないやつだっせぇよな。