どうも、室井(@muroiwataru)です。
僕は今までWindows系のOSしか使ったことがありません。
しかし、LPICという資格を取得するためにLinuxOSに触れる必要が出てきました。
USBメモリにUbuntuをインストールしてUSBブートで起動してみましたが、これがまた大変。
インストールするまでが面倒な上に、BIOSの設定項目がPCによって違うためUSBブートが難しい。
LinuxOSをメインで使いたいわけではなく、あくまで基本的な使い方を学びたいだけなので非効率的です。
なので、仮想環境を構築してWindows上でLinuxOSを起動させることにしました。
仮想環境の構築に利用した「VMware Player」の使い方を解説していきます。
VMware Playerとは
VMware PlayerはWindowsやLinuxの64bitOSで動作する仮想環境構築ソフトです。
非営利目的の場合は無料で利用することができます。
複数の仮想マシンを作成できるので、OSを気軽に試すことができます。
CentOSとUbuntuの両方を比較してみるといったことも簡単ですね。
Windows8からWindows10に更新する前に、必要なソフトの動作確認をするといった使い方もあります。
VMware Playerのダウンロード
VMwareにアクセスして、左側のメニューから”ダウンロード”を選択します。
無償製品のダウンロード欄にある”Workstation Player”を選択します。
自分のOSにあったものをダウンロードします。
Windowsの場合は上を、Linuxの場合は下のものをダウンロードしてください。
VMware Playerのインストール
ダウンロードしたファイルを実行します。
実行するとセットアップウィザードが開くので”次へ”を選択します。
“使用許諾契約書に同意します”にチェックを入れて”次へ”を選択します。
インストール先を設定します。
通常は変更する必要はありません。
拡張キーボードドライバはCtrl+Alt+Deleteを仮想環境側に反映させたい場合に必要らしいです。
Ctrl+Alt+InsertでCtrl+Alt+Deleteと同様の動作をさせることができるようなので僕は入れません。
よくわからなければチェックを入れなくていいでしょう。
“起動時に製品の更新を確認する”にはチェックを入れるのが無難でしょう。
改善プログラムに参加するかは個人の判断にお任せします。
ショートカットの作成に関する項目です。
自分の好みに合わせて変更してください。
“インストール”を選択します。
インストールが終了したら”完了”ボタンを選択します。
作成したショートカットなどからVMware Playerを起動しましょう。
非営利目的にチェックを入れて”続行”を選択します。
もしも商用で利用する場合はライセンスを購入してください。
起動すると下のようなウィンドウが開きます。
新規仮想マシンの作成から他のOSを追加しましょう。
あとがき
Linuxの勉強をするためにVMware Playerをインストールしましたが、MacOSを動かすこともできるようです(VMware Playerにパッチを当てる必要がありますが)。
iOS用のアプリの開発にはMacを購入する必要があると思っていましたが、OSだけ購入すれば開発できるのであればコストダウンできますね。
ただし、仮想環境でアプリ開発するのは不安定だと書いている方もいました。
あくまでも実験環境として考えるのがいいでしょう。