ピクセル単位で範囲指定してスクリーンショットを撮れる「Greenshot」

Greenshot 00 PC

どうも、室井です。

みなさんはPCの画面をスクショするときどうしてますか?
Print Screenキーを押してペイントソフトを開いてペーストするのは不便ですよね。

なので、以前Windows標準のソフトである Snipping Tool を紹介しました。

しかし今回、Snipping Tool なんて比較にならないぐらい便利なソフト Greenshot を見つけたので紹介します。

Greenshot のダウンロード

Vectorのダウンロードページから Greenshot をダウンロードします。
インストーラ版とZIP版があるので、好きな方をダウンロードしてください。

Greenshot の機能

キャプチャーの種類

Greenshot は下記の5つの方法から撮影方法を選択することができます。

  • 選択範囲をキャプチャー
  • 前回の範囲をキャプチャー
  • ウィンドウをキャプチャー
  • スクリーン全体をキャプチャー
  • Internet Explorer をキャプチャー

このソフトの特徴的な点は、これらの機能をホットキーで呼び出せることです。
スタートメニューやコンテキストメニューも撮影することができます
Greenshot 02

Snipping Tool ではこれらを撮影することはできません。
僕のように解説系の記事を書いている人間にとってはかなりありがたい機能です。

「Internet Explorer をキャプチャー」とは Internet Explorer で開いているページを丸ごと保存する機能です。
IE にしか対応していないのが残念ですね。
Firefox や Chrome には画面キャプチャ用のプラグインがあるので、状況によって使い分けるといいでしょう。

キャプチャーのオプション

キャプチャー時の挙動を細かくカスタマイズできます。

  • マウスポインターもキャプチャ
  • シャッター音を再生
  • 通知を表示する
  • Show magnifier (拡大鏡の表示)

マウスポインターをキャプチャするか選択できるのは非常に便利ですね。
このソフトの開発者はユーザーの気持ちを本当によく理解しています。

Show magnifier (拡大鏡の表示)とはこんな機能です。
Greenshot 01

選択範囲をピクセル単位で調節することができます。

出力ファイルの設定

スクリーンショットのデフォルトの保存場所とファイル名を設定できます。
画像フォーマットも bmp, gif, jpg, png, tiff, greenshot から選択できます。

Greenshot 03

画像フォーマットが greenshot 形式のファイルは、Greenshot内蔵のイメージエディターから開くことできます。
ただし、png 形式で保存した方が容量が小さかったので greenshot 形式で保存するメリットは不明です。

イメージエディター

イメージエディターを利用して簡易的な編集が可能です。

  • 枠線を描画
  • 矢印・ラインを描画
  • フリーハンドで描く
  • テキストの挿入
  • ハイライト
  • エフェクト
Greenshot 04

この画像もイメージエディターで編集しました。
矢印とテキストを挿入できることと、モザイク処理ができることが嬉しいですね。

起動も非常に速く、必要な機能だけを絞って動作の軽いエディターに仕上がっています。
わざわざ GIMP などを起動する必要がなくなりますね。

今まで Snipping Tool を利用していた人や、そもそもソフトを利用していなかった人は乗り換えてみてはいかがでしょうか。