目次
レトロなUSBメモリを自作しよう
USBメモリを分解して、GB(ゲームボーイ)やGBA(ゲームボーイアドバンス)のカセット風にカスタマイズしてみました。
ケースを変えるだけなので、電子工作の知識は一切不要です。
GBカセットを使った制作例
GBカセットとGBAカセットを使って2つレトロなUSBメモリを作りました。
GBカセットを使ったUSBメモリのカスタマイズは下の動画にまとめています。
ブログ記事ではGBAカセットを使って解説していきます。
用意するもの
特殊ドライバーさえ用意すれば、他は家にあるもので大体揃うと思います。
普通のカッターだけだと日が暮れるので、Pカッターかホットナイフが家にない人は用意してください。
必須
- USBメモリ
外装は剥くのでなんでもいいが、失敗するリスクを考慮して安いもので挑戦することを推奨
東芝のUSBメモリはそこそこ簡単に分解できる - GB・GBAカセット
押し入れに眠っているカセットとか
中古で安く買ってもよし - 特殊ドライバー
GBとGBAで必要なドライバーが異なる点に注意
GB用GBA用 - カッター
家にあるもの - Pカッター or ホットナイフ
Pカッターを買って使ったが、ホットナイフを買うべきだった
どちらを買うか迷っている人はホットナイフ推奨 - グルーガン
100均の安価なもので十分
推奨
下記のものはあると便利ですが、なくても作れます。
電動ドリルはホルダーリングを作る場合に必要になります。
- はんだこて
- ペンチ
- ニッパー
- 瞬間接着剤
- 電動ドリル
- ドライヤー
制作手順
それでは、早速USBメモリの制作に取り掛かります。
破損する可能性も十分ありますので、壊れても問題ないものを使用してくださいね。
1. USBメモリの分解
USBメモリの外装を剥がしていきます。
中の基盤さえ傷つけなければ、適当に壊して大丈夫です。
シリコンパワーのUSBメモリは外装がかなり頑丈で、Pカッターでも削るのは大変です。
電動ドリルで穴を空けて、そこからペンチで広げました。
東芝のUSBメモリの方が分解しやすいので、分解前提ならそちらの購入をオススメします。
基盤の側面が接着されているので、外装を左右に広げていきます。
ある程度広げたら引っこ抜くことができます。
うっかり基盤に引っかき傷を付けましたが、動作に問題はありませんでした。
2. GBAカセットケースの加工
GBAカセットはYネジを外してスライドすると簡単に開きます。
USB端子を出すための穴を空けます。
Pカッターで空けましたがかなり時間がかかったので、途中で面倒になってはんだこてで溶かしました。
ホットナイフを買うべきだったと反省。
ケースを貫通しないように注意しつつ、少し削って薄くする必要があります。
3. 基盤の加工
カセットの端子部分が見えるようにしたいので、USBメモリと干渉しないように加工します。
4. USBメモリの取り付け
グルーガンを使ってUSBメモリを固定します。
盛りすぎるとケースが閉まらなくなるので気をつけましょう。
盛りすぎた場合はドライヤーで温めてグルーガンを溶かしましょう。
グルーガンはリカバリーが効くので扱いが割と容易です。
固定したらケースを閉めて完成です。
5. ホルダーリングの作成
電動ドリルで空けるだけです。
空けるかどうかは自分で決めてください。
完成
完成したヒカルの碁USBメモリとマリオUSBメモリがこちらです。
やたらポートを埋めるので実用性は低めですね。
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