モニターを2枚以上使っていると、1枚をゲームに、もう1枚をその他の作業に割り当てたいときがありますよね。
ゲームが仮想フルスクリーンに対応していればいいですが、非対応のゲームも結構あります。
Wikiや攻略サイトを見ながらプレイしたいときに、いちいちフルスクリーンを解除するのは面倒です。
MODを追加したマインクラフトとか、レシピをググリながらプレイしたい!
でもウィンドウモードでプレイするのはタスクバーが邪魔!!
そんな時に便利なツールが「BorderlessWindow_GUI」
制作者様が日本人なので、言語はもちろん日本語です。
仮想フルスクリーン化するツールで検索すると「Borderless Gaming」とツールがたくさんヒットしますが、個人的に「BorderlessWindow_GUI」がお気に入りなので紹介します。
ちなみにプロパティではBorderlessWindow_GUIという名称なのに、実行ファイルはMultiMonitorGaming.exeです。
どちらが正式名称なんでしょうね?
多分BorderlessWindow_GUIが正式名称だと思います。
どっちでもいいけどね。
仮想フルスクリーンとは?
ツールの紹介に入る前に、そもそも仮想フルスクリーンとは何なのか説明します。
通常、ゲームをフルスクリーンで起動すると他のウィンドウの処理などは停止します。
ゲームの処理だけに集中することで負荷を軽減するためです。
それに対して仮想フルスクリーンのゲームは通常のウィンドウと同じ扱いです。
見た目はフルスクリーンと変わりませんが、他のウィンドウの処理も並行して行っています。
なので、仮想フルスクリーンから他のウィンドウに素早く切り替えることができます。
他のウィンドウに切り替える場合は、マウスカーソルが表示される状態にするかAlt+Tabなどでウィンドウを切り替えます。
他のウィンドウの処理も並行して行う為、PCにかかる負荷は少し増加します。
BorderlessWindow_GUIの使いかた
BorderlessWindow_GUIはこちらのサイトからダウンロードできます。
制作者様のサイトに使い方も書いてありますが、仮想フルスクリーンの設定方法を簡単に解説しておきましょう。
BorderlessWindow_GUIと仮想フルスクリーンにしたいゲームを起動します。
ウィンドウ一覧からゲームを選択します。
一覧に表示されない場合は「Refresh」をクリックしてください。
サイズ設定を「ディスプレイと同じ(疑似フルスク)」にして「Set」を選択します。
ディスプレイを変更すれば、メインモニターではなくサブモニターで仮想フルスクリーンにすることもできます。
解像度を指定してボーダーレスウィンドウにすることもできます。
下の画像はサイズを1280×720にして中央に配置してみた場合です。
あとがき
フルスクリーンにするとバグるゲームをプレイする時なども、このツールがあると便利です。
僕はNieR:Automataをプレイする際、常にこのツールを使っていました。
フルスクリーンでプレイすると挙動がおかしくなるんですよね。
NieRは非公式の修正パッチが配布されていましたが、このツールなら設定に10秒かからないので楽です。