今回は、Cドライブの容量が足りなくなったときの暫定的な対処法を紹介します。
なんでもかんでもCドライブにインストールしていたら、容量が足りなくなってしまった。
そのような場合に行う対策としては、
- HDD,SSDの増設
- ディスクのクリーンアップ
- 不要なファイルの削除
などの方法が一般的です。
OSなどをインストールするCドライブはSSD、データ保存用にHDDといった使い分けをしている場合、「頻繁には使用しないソフトをDドライブに移す」といった方法も有効でしょう。
僕のPCはCドライブの容量が足りなくなったため、EドライブなるSSDを増設してごまかしています。
Eドライブも埋まってきたが、これ以上フォルダ構成を汚したくないのでFドライブは作りたくない。
なので、今回はCドライブのSSDからDドライブのHDDに、最近使っていないアプリ移すことにします。
目次
インストールしたドライブを変更するには?
Windows10にはアプリを移動する機能が搭載されていますが、全てのアプリを移動できる訳ではありません。
僕のメインPCはそもそもWin8ですし。
Steam経由でインストールしたゲームなどは簡単に移動することができますが、そのような手段が用意されていないアプリの方が多いでしょう。
ですので、今回は「EaseUS Todo Pctrans」というツールを使ってアプリを別のドライブに移動してみます。
「EaseUS Todo Pctrans」とは
「EaseUS Todo Pctrans」とは、EaseUSが発売しているデータ移行ソフトです。
EaseUSさんからライセンスキーを頂いたので、ありがたく使わせてもらいます。
今回はPC内のHDD/パーティション間のファイル、アプリケーションの移行を行う機能をメインに紹介します。
ただ、このソフトの最も便利な機能は、PCの引継ぎ機能です。
古いPCから新しいPCに全てのデータとアプリを移行する機能が非常に便利。
32bitOSから64bitOSへの引継ぎもできます。
「EaseUS Todo PCTrans」でアプリを移行する
左側のメニューからアプリの移行を選択して、スタートをクリックします。
各ディスクの使用状況や、インストールされているアプリの一覧が表示されます。
今回は「Driver Fusion」というアプリをDドライブに移動してみます。
転送するアプリを選んでスタートをクリックすると、転送状況が表示されます。
転送が完了すると、下記のような画面になります。
本当に正常に起動できるか確認してみましょう。
移動したアプリが起動できなくなったときの対処法
今回移動したアプリは正常に起動できました。
ただし、移行提案が「はい」になっていても上手く移動できない場合もあるようです。
「Escape from Tarkov」というゲームのランチャーを移動してみたところ、パスを勝手に変更するなといった主旨のエラーが出ました。
そういった場合は、先程と同様の手順で元の場所に戻してあげましょう。
このようなリスクに備えて、移動前にパスを控えておくことをおすすめします。
ディスクのクリーンアップを行う
ディスクのクリーンアップ機能があったので、Windows標準の機能と比較してみました。
まずは、Win8の場合です。
118GB中105GB程使用しているSSDで、2.29GBの空き容量を増やせるようです。
次に、「Todo PCTrans」のクリーンアップを試してみます。
なんと、5.41GBも検出することができました。
検出したファイルサイズが倍以上あるのもすごいですが、爆速でスキャンできたのが印象的。
Windows標準のクリーンアップはスキャンに20秒ほど必要なのに対して、こちらは3秒ほどでスキャンできました。
まとめ
PC間の引継ぎがメインのソフトですが、ディスクのクリーンアップ機能が想像していたよりも優秀でした。
定期的なクリーンアップに使用していきたいと思います。
僕は新しくPCを買う予定はないけど、イメージファイルをバックアップとして作成しておくのもいいかも知れませんね。