SteamがswitchのProコントローラーに対応しました。
クライアントベータでの試験的なサポートですが、コントローラーの選択肢が増えるのはいいことですね。
僕は箱コンもSteamコントローラーも持っていないので、手持ちのコントローラーがPCで簡単に使えるのは嬉しいです。
Steamクライアントを使ってPCでプロコンを認識させる方法を解説していきます。
目次
プロコンとPCを接続する方法
無線で接続する
タスクバーの右下からBluetoothのアイコンを右クリックします。
デバイスの管理画面が表示されるので、プロコンのシンクロボタンを長押しします。
Pro Controllerが接続済みになれば準備完了です。
switchで使用する際は再設定が必要です。
PCがBluetooth非対応の場合
PCによってはBluetoothに対応していない場合があります。
その場合はBluetoothアダプタを購入してUSBポートに挿しましょう。
エレコムなどの安価なもので十分です。
有線で接続する
PCとプロコンを有線で接続します。
ケーブルは付属のUSB-Cケーブルを使用しましょう。
Steamのベータクライアントへの参加
デフォルトの状態ではコントローラ設定を開いてもプロコンの設定項目がありません。
ベータクライアントに参加して、機能をアンロックしましょう。
Steamの左上から設定を開きます。
アカウントのベータへの参加という項目の変更を選択します。
Steam Beta Updateを選択してOKをクリックします。
Steamクライアントを再起動します。
するとコントローラ設定にswitchに関する項目が増えます。
↓Switch Pro Configuration Supportが追加された
コントローラーの設定
コントローラのキーコンフィグ等を設定していきます。
タスクバーのアイコンを右クリックしてBig Pictureを選択します。
※大きめの起動音が再生されるので音量に注意してください。
![Big Picture](https://muroiwataru.net/wp-content/uploads/2018/05/2018-05-15-08_13_08-.png)
コントローラ設定を選択します。
![コントローラ設定](https://muroiwataru.net/wp-content/uploads/2018/05/2018-05-15-08_19_55-Steam-1024x576.png)
Switch Pro Configuration Supportにチェックを入れます。
![Switch Pro Configuration Support](https://muroiwataru.net/wp-content/uploads/2018/05/2018-05-15-18_24_25-Steam-1024x576.png)
Use Nintendo Button Layoutにはお好みでチェックを入れましょう。
AボタンとBボタンを入れ替えることができます。
![Use Nintendo Button Layout](https://muroiwataru.net/wp-content/uploads/2018/05/2018-05-15-18_36_38-Steam-1024x576.png)
Steamで販売されているゲームはXboxのコントローラを基準に作られたものが多いです。
その為、ゲーム内でAボタンと表記されているものがプロコンではBボタンとなります。
テキスト優先の方は使用しましょう。
設定が終わったらBig Pictureは終了して構いません。
Steamクライアントが起動している間はゲームパッドとして機能します。
プロコンの電源をOFFにする方法
意外とわからないのがプロコンの電源をOFFにする方法です。
コントローラがシャットダウンするまでという項目がありますが、うまく機能していないようです。
5分に設定して放置しましたが、10分経ってもOFFになりませんでした。
使用しないときは手動で電源をOFFにしましょう。
シンクロボタンを短く押すと電源が落ちます。
実際に使ってみた
ちゃんと認識されるかどうか、手持ちのゲームで試してみました。
検証に使用したのはNieR:Automata。
このゲームはクリア後のおまけにデバッグモードがありますが、キーボード&マウスプレイではデバッグメニューを呼び出せません。
プロコンは正常に動作し、デバッグメニューも呼び出すことができました。
![NieR](https://muroiwataru.net/wp-content/uploads/2018/05/524220_20180515184839_1-1024x576.png)
簡単な設定で使い慣れたコントローラを使えるのはいいですね。
個人的にプレステのコントローラよりも手になじみます。
すべてのゲームに対応しているわけではないようですが、手元にプロコンがある方は接続してみましょう!