4月26日にUbuntu 18.04 LTSがリリースされたので、仮想マシンにインストールしてみます。
今回は仮想マシンの構築にVMware Playerを使用します。
VMware Playerをインストールしていない方はこちらの記事を参考に準備してください。
Ubuntu 18.04 LTSのダウンロード
UbuntuのISOイメージファイルを公式サイトよりダウンロードします。
ちなみに、LTSとは5年間のセキュリティアップデートが保証された長期サポート版のことです。
“Download”を選択します。
すべてのバーを左にスライドして、寄付金を$0にします。
すると、”Pay with PayPal”が”Not now,take me to the download”に変わるので選択します。
ダウンロードが開始します。
VMware PlayerにUbuntuをインストールする
VMware Playerを起動して”新規仮想マシンの作成”を選択します。
ダウンロードしたISOファイルを参照して”次へ”を選択します。
フルネーム、ユーザー名、パスワードを入力します。
フルネームとは仮想マシン内でのPC名のことです。
パスワードは実験環境の構築なので適当なもので構いません。
パスワードを「password」にしようが「dragon」にしようが自由です。
入力したら”次へ”を選択します。
今回はパスワードを「1111」に設定しました。
5秒で破られそうですね。
強固で覚えやすいパスワードの作り方を紹介しました。
興味があればご覧ください。
仮想マシンの名前と場所を決めます。
名前はこだわりがなければデフォルトのままにしておきましょう。
入力したら”次へ”を選択します。
ディスク容量を指定します。
仮想マシンの中で容量の大きいファイルを扱う場合は、必要に応じて増加させてください。
容量を決めたら”次へ”を選択します。
仮想マシンの設定確認画面が表示されます。
割り当てるメモリサイズなどを変更したければ”ハードウェアをカスタマイズ”から変更できます。
ハードウェアをカスタマイズを選択すると下記のようなウィンドウが開きます。
今回はメモリを1024MBから2048MBに変更しました。
設定が終わったら”閉じる”を選択して”完了”を選択してください。
VMware Toolsをダウンロードするか確認されるので、”ダウンロードしてインストール”を選択します。
インストールが始まるので完了するまで待機しましょう。
インストールが終わるとユーザー情報の入力画面が表示されます。
先ほど決めたパスワードを入力してください。
Ubuntuのデスクトップが表示されれば成功です。
インストールが終わらない場合
インストールがいつまで経っても終了しない場合があります。
Ubuntu18.04のバグかVMware Playerの相性のせいかはわかりませんが、5分経っても終わらなかったらもう一度最初からやり直しましょう。
↓「Creating ext4 file system」でフリーズしてしまった
一旦仮想マシンを終了して削除します。
その後もう一度”新規仮想マシンの作成”から作成してみてください。
あとがき
メインのPCと仮想マシンを瞬時に切り替えられるのは便利ですね。
普段の環境でLinuxOSについて調べながら実際に動かしてみることが簡単にできます。
CUIの勉強をするのには最適だと思います。
データを吹っ飛ばしてしまったとしてもすぐに再構築できますからね。
VMware Playerにはスナップショット機能がないのが少し残念なところでしょうか。
特定のポイントまで仮想マシンを巻き戻す機能が欲しい場合は別のソフトを使うのもありでしょう。