どうも、室井(@muroiwataru)です。
学校の教師からGAITを受けるよう言われたので、受験してみました。
GAITを知らない方も多いでしょうから、試験の概要を書いておきます。
GAITとは
GAIT(Global Assessment of Information Technology)とは、ITスキルレベルを計るための試験です。
合否が出るものではなく、高得点を取得することが目標です。
IT業界版のTOEICといったイメージでしょうか。
受験言語は日本語か英語です。(翻訳が怪しい問題もあります)
資格試験ではありませんが、スコアに応じてスキルマークが付与されます。
スコアは990点満点です。
- GOLD:スコア 700~990
- SILVER:スコア 480~699
- BRONZE:スコア 300~479
なんと、インドでは約40,000人超の学生が受験しているそうですよ。
有名な試験なんですね。
ええと…約40,000人超だね
インドの人口は?
……約13億人だね
もひとつ質問いいかな
この試験 マイナーなのでは?
君のような勘のいいガキは嫌いだよ
まあ、お家でPCポチポチするだけの試験ですからね。
深くは考えずに気楽に受けました。
受験結果
受験結果は584点でSILVERでした。
情報処理安全確保支援士を受けたばかりだったので6割を切って一瞬焦りましたが、500点を超えれば良い方みたいです。
学生でGOLD取ってる人は化け物ですね。
各分野の得点率は下記のようになりました。
DB | 71% |
OS | 45% |
アプリケーション | 37% |
ストレージ | 58% |
セキュリティ | 72% |
ネットワーク | 78% |
仮想化 | 48% |
セキュリティは最近勉強していたので結構取れていました。
ネットワークが一番できたのが意外です。
基本・応用情報を受験したときはネットワークを捨てていたんですが、やれば伸びそう。
試験の難易度
この試験は想像していたよりもかなり難易度の高い試験でした。
応用情報の午前問題を更に難しくした感じでしょうか。
国家試験とは違い、VMwareやらAWSやらについても問われるので実務経験がないと厳しいです。
自信を持って答えられた問題は3割ぐらいでした。
ただ、計算問題が一切出題されないので楽です。
(この問題数で計算問題まであったら100%時間が足りないでしょう。)
Linux関係の問題はできると思いきや、得点率35%。
LPICレベル1程度ではまだまだってことですね。
それでもWindowsに関する問題よりは解けましたが。
65分で176問解かないといけないので、知らない問題は長考せずに勘で解きましょう。
受験時間が結構ギリギリです。
受験するべきか?
自分の力量を計るにはちょうどいい試験であると感じました。
結構新しい内容の問題も出題されます。
ですが、この試験で高得点を取ることを目標に勉強することはあまりおすすめしません。
範囲が非常に広いですし、すべてのジャンルを勉強するのは大変すぎます。
GAITの公式問題集も2012年に発売されていますが、6年も前の書籍が使えるのかは怪しいです。
自分の興味のある分野の高度種やベンダー試験の勉強をして、ついでに受験してみるぐらいのスタンスが良いのではないでしょうか。
室井さん…インドの学生の受験者数は何人だったっけ?