どうも、応用情報技術者の室井です。
今日はみなさんに、パソコン好きなら2週間も勉強すれば合格できる国家試験を紹介しちゃいます。
簡単とはいえ国家試験ですからね。
受験のときに履歴書にバッチリ書けますよ。
その国家資格とはITパスポートです。
どんな資格か紹介していきますね。
目次
ITパスポート試験ってどんなの?
ITパスポートは、情報処理技術者試験という国家試験の試験区分の一つです。
レベル1から4まである試験区分の中でレベル1と位置付けられています。
試験はすべて4択問題で、120分で100問をPCでポチポチするだけです。
試験終了と同時に合否判定が出ます。
出題内容
出題内容は
- テクノロジ系(IT技術) : 42問
- ストラテジ系(経営全般) : 32問
- マネジメント系(IT管理)18問
となっています。
テクノロジ系の問題ですと、
こんな感じの問題が出ます。
テクノロジ系の問題が42問と多いので、この問題は聞くまでもないだろ常考って人は簡単に受かると思います。
ちなみに正解は②です。
合格基準
1000点満点で採点されます。
採点方法が少し特殊で、IRT(項目応答理論)という採点方式で採点されます。
そのため1問何点といった計算はできません。
- 出題範囲の3分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)のそれぞれが基準点(300点)以上
- 総合評価点が600点以上
この2つの条件を満たす必要があります。
総合評価点で600点以上取れるのに基準点で落ちる人は稀なので、6割正解すれば受かると考えていいでしょう。
ITパスポートを取得して役に立つ人、立たない人
ITパスポートが役に立つ人は中高生でしょう。
特に、推薦やAOを狙っているけど履歴書が白い人。
履歴書に書けるだけでなく、面接の話のネタにもなります。
また、情報系の大学や専門学校に入学する場合、学費が一部免除になる場合もあります。
逆に大学生や社会人の人はあまり役に立たないかもしれません。
就活の際にITパスポートを持っていることをアピールしても、ほとんど効果はないでしょう。(就活したことないのでわかりませんが)
上位の資格である基本情報技術者を受ける前に、挑戦してみるぐらいですかね。
独断と偏見による、2週間で合格できる人
最初にパソコン好きなら2週間も勉強すれば合格できると書きました。
実際どんな人なら簡単に合格できるのか、独断と偏見でお話します。
- 自作PCを作ったことがある
- PSPの改造に青春を燃やした
- スマブラXのデータ書き換えて遊んでた
- MMDを使って動画を作るのが趣味
- 動画サイトにゆっくり実況を投稿したことがある
はい、中学生時代の僕です。
こういうことして遊ぶのが趣味だった人は速攻で受かると思います。
何が言いたいかというと、こういうことして育ったやつはテクノロジ系の問題に強いってこと。
試験に受かるためじゃなく、自分が遊ぶためにすでに知識を身につけてるから。
だから後はマネジメント系とストラテジ系をどうにかするだけ。
僕はストラテジ系の問題が苦手です。
経営なんて興味ないし勉強しても面白さが感じられないから。
でもね、この試験には過去問を大量に使いまわすという特徴があるんです。
そして全部4択問題なんです。
つまり、事前に過去5年分ぐらいの過去問にあらかた目を通しておけばなんとなく解けるってことです。
理屈は忘れたけどこの問題の答えはこれだなって感じで。
もちろん、上位の資格も目指すなら解説にしっかり目を通して内容を理解した方がいいでしょう。
自分がどれぐらいできるのか、一度過去問を解いてみてはいかがでしょうか。
勉強するならこのサイトを使え!
ITパスポート試験を受けるなら、過去問対策は必須です。
参考書も書店にたくさん出回っていますが、僕のおすすめはこのサイト。
このサイトは本当に便利です。
試験の過去問を試験回や分野ごとで出題できるだけではなく、丁寧な解説まで付いてます。
下手な参考本買うよりよっぽど参考になりますよ。
参考書を購入するのであれば、実際に書店(紀伊国屋などの品ぞろえの良い店)に行って自分で選びましょう。
参考書はあまり人のレビューが参考になりません。
モノクロでびっしり書かれた参考書が使いやすい人もいれば、カラーで図解が入っている方が理解しやすい人もいます。
自分の手になじむものをしっかりと吟味することが合格への第一歩です。
あと、電子書籍よりも紙媒体を買うべきです。
なぜなら参考書は前後に書いてある知識と絡めながら覚えていくものだから。
紙媒体だと邪魔くさいと感じる人もいるでしょう。
試験に受かって要らなくなったら後輩にあげる。
参考書はこんな風に使うのが賢いかなと僕は思います。